【スイング解析】バッティングはスロー撮影しよう!3台のiPhoneを使い続けてわかった事
理想のスイングフォーム
頭の中ではイメージ通りのスイングをしている、と思っていた。
草野球を始めて数年、思ったようなバッティングが出来ていない。
解決策を模索しているうちに「理想のスイング」と「実際のスイング」にズレが出ているのでは?と感じた。
そして恐る恐る自分を撮影した。
誰これ?!何このスイング、恥ずかしい!!
理想のスイングと「天」と「地」ほどかけ離れていた。
自分の動画を撮影し、確認することの必要性を知った時でした。
僕はビデオカメラを使用しません、iPhoneのみです。
ビデオカメラはスイング解析には不要だと思っています。
理由も含めて、野球のスイング解析について話していこうと思います。
- スロー撮影はiPhoneを使うべきだと思う。
- 理由①ビデオカメラはスロー撮影に特化していない。
- 理由②持ち運びに便利
- 理由③動画編集〜投稿がスマホ1つで完結
- 理由④iPhoneは中古が安い!
- バッティングのスロー撮影時の注意点
スロー撮影はiPhoneを使うべきだと思う。
僕は今、iPhoneを計3台持っている。
普段使いも兼ねての新型iPhoneSE1つ、旧型を2つだ。(以下、新型、旧型と呼ぶ)
野球での撮影は、この3台で行っている。
使い分けは、
旧型=ボールが直撃しやすい危険な場所
新型=安全な場所
単純に、金銭的損害の大きさです(笑)
理由①ビデオカメラはスロー撮影に特化していない。
野球の動作は、非常にスピード感がある。
バッティングの場合、構え、トップ、振り出しからインパクト、フォロースルーまでのスイング軌道全てを細かく見てチェックしたい。
ビデオカメラでは、スロー撮影機能がほぼない。
コマ送りにしても分析したい場面が数コマで終了。
細かい解析は難しい。
アクションカメラGo Pro(ゴープロ)であればそのような機能はある。
ただし、スロー機能付きは最上位種のブラックだけ。中古でも高額だ。
【スロー撮影するiPhoneのカメラ性能】
実際の動画を見ていただくと、一目瞭然だと思う。
動作解析する上で、最低でもここまで欲しいという性能を紹介します。
撮影ではすべてスロー撮影は難しいため、ビデオ撮影も利用します。
下の2つは、旧型iPhoneSEの性能
下の2つは、新型iPhoneSEの性能。
新型の方が、スローの画質が良い。
動画は多くの写真をくっつけたたものです。
30,60,120,240fpsと1秒で撮れる写真の枚数が増えて、1つ1つの動作が滑らかに細かく確認できます。
画質は720P(荒い)、1080P(普通のテレビの画質)とあります。4Kは使ったことがないですが、容量をたくさん使うため1080Pで問題ないと思っています。
より詳しく専門用語の意味を知りたい方は、以下を参照ください。
iPhoneのスローモーション機能を使わないと勿体ない3つの理由 | アキスタイルフォト
【iPhoneのスロー撮影とビデオ撮影】
だいたい同じ位置から撮影した同じ場面を旧型で撮影しています。
(望遠レンズなし、左バッターボックスのキャッチャよりから撮影)
1台目:スローモーション撮影(240fps、720P)
iPhoneSE(旧型)の最高画質のスローモーション撮影(240FPS、720P)
2台目:ビデオ撮影(60fps、1080P)
iPhoneSE(旧型)の動画撮影(60fps、1080P)
ビデオ撮影もコマ送りすれば見れない事はないですが、やっぱりスロー撮影の方が良くないですか?
画質はパソコン画面で見ると少し荒く感じますが、スマホだと全く問題ないです。
理由②持ち運びに便利
野球では、グローブ、バット、スパイク、タオル、水筒、着がえを持っていく。
さらにそこに、ビデオカメラ、専用ケース、その他撮影機材を持っていくと、両手では抱えきれない。
その点iPhoneは小さくて持ち運びが楽。
本体が小さいので、その他の撮影機材も小さく収まる。
ちなみに、
スマホ以外の主なスロー撮影機材は2つ
【スマホ用三脚】
今使っているのは、三脚兼自撮り棒。
いろんな商品があるが、ほぼ同じようなものなのであまり気にしていません。
良かった点3つ
・すごく小さくなる
・手にもって撮影ができる
・リモコンがついていて遠隔スイッチになる
ただ、リモコンはBluetooth接続です。
そのため、少しでも離れると、スイッチを押して撮影できているかわからない(笑)
手にもって撮影するときに押しボタンとして使う程度です。
【スマホ用望遠レンズ】
初めて買ったレンズは18倍。
撮影距離が30m離れないとピントが合わない。
ベンチからだいぶ離れて撮影するので、試合中の撮影は困難だった。
次に、もっと近距離8倍を購入。
現状、これが距離感ベストです。
ほかの商品は四隅が丸く欠けてしまう現象(ケラレ?)が起こるからダメでした。
ケラレとは?その原因と防止方法 – 正しいレンズフードやフィルターの選び方 | フォトグラファン
理由③動画編集〜投稿がスマホ1つで完結
iPhoneは動画編集ソフト「iMovie(アイムービー)」が最初から入っている。
主に動画をカットしたり、複数の動画をつなげたりしか用いないが十分使える。
僕は、仲間と動画を共有するとき限定公開でYouTubeに投稿することもある。
スマホ一つで、編集から、投稿までできるiPhoneは非常に便利なんです。
YouTubeに動画をあげておけば、再生速度0.25でスロー動画がパソコン大画面でさらにゆっくり分析することができます。
理由④iPhoneは中古が安い!
iPhoneはカメラ性能がよく、持ち運びに便利、1台で完結可能だと説明しました。
さらに、iPhoneはすごく人気があるので、中古で流通する量も多い。
2020年12月10日時点で中古市場のiPhoneシェアはなんと57.63%とのこと。
中古市場の半分以上はiPhoneなのだ。
流通量も多く、旧iPhoneSEやiPhone6の価格は1万円未満で買えるものも多い。
(参照:日本国内スマホシェアランキングhttps://webrage.jp/techblog/sp_share/)
WiFi環境さえあれば、ネットサーフィンだってできるからお得だ。
バッティングのスロー撮影時の注意点
スロー動画はかなりのデータ容量が大きいです。
そのため、常時撮影には向いていません。
長く撮影しすぎると、動画の編集も面倒です。
試合で自分のバッティングを撮影するには、誰かの協力が必要なことが多いです。
ちなみに、僕自身の撮影は全て一人でやっています。
ただでさえ、集まる人数がすくないので全部自分でやらなきゃ迷惑がかかります。
1人でやる場合は、ベンチから三脚、望遠レンズ、iPhoneをセット。
前の打者が打った瞬間、撮影ボタンを押してバッターボックスに向かいます。
欠点は、焦点がピンボケが起きることも多いので手の空いているメンバーがいれば頼むのもありでしょう。
レベルを上げるためには、自己分析、自己鍛錬が必須です。
自分を客観的に見て 、良い点、悪い点が分かるような分析力を身につけましょう。
スランプに陥った時、もしかしたら抜け出せるかも?!
以上、スロー撮影しする利点、ビデオカメラではなくiPhoneを選ぶ理由でした!
ありがとうございました。