岡崎市周辺で野球がやりたくなるブログ

愛知県岡崎市の草野球人。野球が上手くなりたい。

ドアスイング改善法(練習と試合でスイングが違う)

 

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バッティング練習では打てる。

でも、試合で全く打てない。

 

これは「野球あるある」かもしれません。

ですが、この現象が解明できないと、ずっと「練習の為の練習」になってしまいます。

今回は、僕自身に起きたこの現象を自分なりに解釈、解決しようとしたお話です。

私事だが、2021年全く打てていない

冬のオフシーズンも、欠かさず練習に明け暮れたものの、ここ最近は6三振。

2割を切る勢いです。 

改めてバッティングの練習方法を確認

今までは、こんな練習方法だった。

 YouTubeで参考になる理論動画を参考に練習

 ②試合でバッティング動画を撮影

 ③動画確認、修正

重要度は①、理論が大事。

打てない時は、自分に合ってない理論なんだと割り切って違う理論を試した。

ただ最近(半年以上)どの理論を試しても練習と試合のイメージが全く違う。

練習では理想通り上手く打てるが、試合では全く再現できない。

バッティング理論以前の問題かもしれない

自分に合う理論を取り入れて練習すれば上手くなると思っていた。

でも問題は、もっと根本的なところにあるのではないかと考えてみた。

 

仮説

試合になると、スイングに支障がでるほどのクセが出ているのではないか?

 

改めてここで、打てなかったスイングを確認してみる。

今まで「うまく打てた時」の動画ばかり確認していた。

誰だって、三振や打ち損じ時のスイングを好んで見たりしない。

ただ、悪いスイングになっている動画こそ分析する必要があるんじゃないかと思った。 

スイング動画で、違和感を発見!(動画あり)

youtu.be

動画を分析していくと、ある現象が起こっていた。

この動画のように打ちに行く瞬間、手が体から離れて打っている。

体の中心から離れるほど、バットを動かすために余計な力が必要になる。

振り出しが異常に遅く、余計な力が必要になり、腕の力を使って振りにいっていた気がする。

現象としては「手打ち」、グリップが外側から内側に進む「アウトサイドイン」、体と手が一緒に回ってしまう「ドアスイング」になっている気がする。

この現象が起こる理由は?

ここからは、どうしてそんな現象が生じたのかを探してみる。 

そんな時は、YouTubeで探そう!

www.youtube.com

起こった現象の説明に、一番しっくりきたのは、キャッチャー側の腕(トップハンド)を強く使ってしまうとドアスイングになりやすい、という点だった。 

これが不調の原因だと仮定!

当たらない。

当たらないから当てに行く。

その意識が強く出て、利き手(右手)でボールをとらえようとしていた。

その結果、ピッチャーが投げた瞬間、手を「前ならえ」にしてから振り出してる。

手が体から離れてしまったら、力もいるし、上半身と下半身一緒に回るドアスイングしかバットが出てこない。

 

これが不調の原因だと仮定してみました。

 

近づけたい理想のスイング

ステップした下半身と上半身との間にねじれの差(捻転差:割れ)が生まれ、そのねじれの差が戻るときに大きなエネルギーを発生させたい。

その結果として、ピッチャー側の腕(ボトムハンド)が、キャッチャーからピッチャー方向へ、まっすぐ引っ張られるように出ていかないといけない。

今のスイングでは、手の力を使って押す感覚で振りにいっている。

新たなバッティング練習方法を考案

改善方法は2つ意識しました。

①左手、右手の力配分=9:1(右手は添えるだけ、左腕だけでバットをもち、操作)

②左手バットグリップが右耳から背中側に位置するようにバットを引き続ける(ステップ時に手が前ならえしないように) 

意識したスイング練習の結果!(動画あり)

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

全ての動画について。

自分の感覚では、左手グリップが耳より背中側にメッチャ引いて打てている!

と思って打っている動画です。

動画では、耳の高さすらいってない(笑)

改めて自分の感覚と、実際の映像がこんなに違っているんだと感じています。

 

よ~く見比べてみると

三振のとき、下半身と上半身が連動せず、手だけでバットを投げていた事と比べればだいぶ改善している気がします。
そのおかげで、左腕(ボトムハンド)が下半身に引っ張られるように勢いよくバットが出ていっています。

手で操作して当てにいったバットがスムーズに出てくるし、スイングスピードは上がり、フォロースルーも大きくなりました。

 

腕の引き方(トップの作り方)は若干変えていますが、手首の角度は以下の記事の内容を心がけています。

mmeito.hatenablog.com 

まとめ

理論を試していくのも正解だと思います。

しかし、それを実現するにあたって障害となるクセは改善しないといけません。

行き詰った時は以下を試すのもいいと思います。(()内は僕が考え、行動した事)

①自分のスイング動画を集め、問題点を見つける(手が体から離れてる!)

②問題点の原因は何かを考え、仮説を立てる(右意の識強すぎ??)

③解決方法を自分なりに考る、YouTubeで探す(左手意識、トップ作り方変える)

④ひたすら練習(バッティングセンター、自宅スピードシャトルマシン)

⑤実践+動画撮影

⑥動画を見返して、仮説が正しかったのか再び考える。

 

改めて、スローモーションでスイング動画を撮影、蓄積する大切さを実感した。

実際、②③が一番難しいです。

なぜかというと、経験や知識が必要になってくるからです。

実は今の記事を書くにのに、半年以上も時間がかかっています。

何度何度も仮定、実践の繰り返しで、ようやく小さな可能性に当たったという感じ。

本当にこれが正解かどうかも分かりません。

 

②③は、監督、コーチ、親、友達のアドバイスを聞いたり、YouTube、参考書を見るのもいいと思います。

ただ、監督、コーチ、親は古い野球の考え方の方も多いので、今はYouTubeがおすすめです(僕が参考にしているYouTuberさんです↓↓) 

mmeito.hatenablog.com

 最終的に、自己解決能力を身に着けないと、さらなる成長はないと思います。

 自分で考えて、納得のいくバッティングが出来るといいですね。