【1年後】スパイク補強は、くつ補修剤(塗りP)で安くて軽量、耐久性あり
スパイクのP革(つま先保護・補強カバー)は、高価で加工も時間がかかる!
代用品はないのか!?
今回は、靴の補修剤(塗りPとして)を使用した、1年後の結果報告になります。
よかったら過去記事をご覧ください。
スパイク塗りP:セメダインシューズドクターN
使用したのは、靴底の肉盛り補修剤「セメダインシューズドクターN」です。
通常は、すり減った靴の底を肉盛りするための薬剤です。
靴以外にも万能なので、我が家の接着剤として使用しています。
塗りPで1年間の結果「全く問題なし」
塗りPでスパイクつま先を補強し、2021年も毎月1~2回の頻度で野球をしています。
下の画像のようにつま先が少し削れているくらいで大きな損傷はないと思われます。
損傷部位は、本来の補修剤として上塗りしました。
まとめ:P革と塗りPを比較
P革と塗りPを体験してみた結果、両者を比較してみようと思います。
P革(ピーガワ)
P革には、打ちP、縫いP、素材もウレタンや樹脂など種類が豊富。
詳しくはここを参照→P革の種類【ベースボールモンスター】
P革を取り付けるためには、本体価格1500円ほど、取付工賃は1000円以上、さらに加工に時間がかかるためすぐには持って帰れない。
後日ショップへ取りにいかないといけない。
スパイク本体にお金をかけている。
さらにP革加工で2500円以上かけるのは大きな出費となってしまう。
お金をかけた分、頑丈になったが、他にもデメリットも多い。
・つま先と革に隙間ができ一体感がなく重い
・革の隙間から砂が入ってきてさらに重い
・摩耗すると釘が抜け、はがれた金属が危険
・釘を打ち込んでいるため、穴から水が侵入
ちなみに現在、スパイクは「埋め込み型」が主流→スパイクの種類【ベースボールモンスター
歯が消耗したら買い替えですが、経験上、歯が消耗する前にP革、それ以外の部分が壊れます。
前回のスパイク加工は、樹脂底タイプ(コバ金、溝縫い付)でした。
上記のデメリット通り、歯は残っていますが、釘が抜け、金属、革がはがれ、P革以外の部分に穴が空いていました。
結局のところ、P革の寿命=スパイクの買い替えが一般的かと思います。
塗りP(靴補修剤)
本来、靴のすり減ったところに、肉盛り補修をするために売られている商品です。
1年間の使用成績から、十分実用性があると判断できます。
他にも、いい所が多い
・塗るだけなので軽量かつ、隙間が発生しない
・値段も500円ちょっとで非常に安価
・つま先以外の補修も可能
・摩耗した部分はくり返し上塗り可能
・釘を使わないため、水の侵入がない
個人的に評価が高いポイントは。水の侵入がない事!!
朝、外野の芝生で準備運動をしていると必ずと言っていいほど朝露(あさつゆ)でつま先から水が侵入してくる。
不快感Max、冬は死ぬほど冷たい!
それが、塗りPでは一切なくなった。
むしろ隙間を薬剤が埋めているので、裸の状態以上に侵入防止効果がある。
以上、「塗りP」を1年通して使ってみた感想でした。