【自分で作る】バッティンググローブの耐久性を上げる加工方法
前回の話で、野球に使える安い手袋がゴルフ用手袋だと分かった。
安さを取ると、耐久性、滑りくさは犠牲になる。
薄くて痛い、結局すぐ破れて血マメができる。
本末転倒だ。
何か改善策はないのか・・・・。
手袋の素材を調べてみた。
シリコン!?ということで、今回は、
安いバッティンググローブのマイナス面を加工することで、弱点を克服できないかというのがテーマです。
バッティンググローブの耐久性、グリップ力を向上させる道具紹介!
・シリコンコーキング剤(お風呂の隙間を埋める)500円ほど
・コーキングガン(コーキング剤を押し出す機械)300円ほど
アマゾンで最安値を載せています。
今回は実物が見たかったので直接ホームセンターDCMブランドを購入。
値段はそんなに変わりませんでした。
コーキング剤を使った感想。
すごくいい、感動!
グリップ力が上がり、厚みも増しての手の痛みが減少。
すり減ってきたら、再度コーキング剤を上塗りすれば手袋1枚でかなり持つ!!
厚みや塗り方にもよりますが、手袋20枚くらいは塗れると思います(お得!)
実際の加工動画
シリコンコーキング剤は、周りの水分を吸収して固まる性質があります。
使い切れなかったららサランラップで蓋をして上の写真のように保管できます。
加工前後の写真
左から、加工前の新品、加工後の使用中、加工後の捨てる奴です。
加工後バッティンググローブの欠点もあります。
湿気、水分です。
僕は、手の平を全部コーティングしました。
コーキング剤は、水をはじきます。
そのため真夏に限ってですが、手袋内部から湿気が出ていかず手袋内で手が滑る。
真夏の吹き出すような汗、雨が表面に付着するとバットが滑ってしまう。
使用には問題はないのですが洗う時、水がしみこまないため非常に洗いづらい。
乾きにくいので、生乾臭が残って捨てたことがあります。
対策は、すり減る部分だけに塗る事である程度改善すると思います。
また、手袋の替えをもっていきましょう。
安全性ですが、
シリコン剤は硬化しきってしまえば安全のよう。
塗る時には、風通しの良いところで行ってください。
気化する成分は害があるようです。
また、防カビ剤が入っていない方が安全といわれています。
人体に直接塗るわけではないですし、風呂場など密閉されたところでも使うのである程度安全だといえます。
ただ、本来の使用目的が違うので自己責任でお願いします。
塗る時の注意点です。
手につくと取れません。使い捨てのビニール手袋をしてください。
丈夫にしたいからと言って分厚く塗ると、硬化に時間がかかり、根元からボロッと取れますのでお勧めしません。
粘土が高いので、なかなかきれいに塗れません。
凹凸ができると、バットを握ったとき違和感がでます。
経験を積んで何とかしましょう。
まとめ
シリコンコーキング剤を塗布すれば、耐久性、滑りにくさを向上できます。
安い、破れない、痛くない、厚い、耐久性などすべてを満たすものはないです。
なので僕の中では「加工をして理想の手袋」に近づける、がベストだと思います。
最安値でゴルフ用手袋を紹介しましたが、自分のお気に入りの手袋を加工してもよいかと思います。
僕の中のベストは現在、ゴルフ用手袋+コーキング剤加工です。
また新たな発見があったらご報告いたします、ありがとうございました。